
ORblueNa (オルブルーナ)と仲良しの表参道・原宿のお店や、パートナーシップを組んでいるブランドの素敵な活動を紹介していく「OmoHara Project」第七弾!
今回は「Allbirds(オールバーズ)原宿店」のミッツさんとももちゃん、ORblueNaのオーナーあっこの3人で話しました。
楽しみながらも価値観・人生観に関わる深い話を2部にまとめ、今月は「前編」をご紹介します。
地球に優しく 原宿から。
2020年1月10日(金)。原宿駅前の一等地に、第1号店となるコンセプトストアをオープン。
「地球に優しくという輪を原宿から広げていこう」という想いで出店。
カラフルなシューズが店内を元気に彩り、行くだけでワクワクするお店です。そして働くスタッフのみなさんも素敵な方ばかりで、ORblueNaのスタッフとも交流が生まれました。
今回はその「ご機嫌なお店づくりの秘訣」や「ひとを動かすメッセージ」などについてお伺いしています。
世界を代表するアパレル企業を経験したスタッフが「Allbirds」を選んだ理由

あっこ ORblueNaは、オープンして約1年半が経ち、近隣の方達とも仲良く「まち全体をご機嫌にしていこう」というテーマでやっています。 そのなかで、Allbirdsスタッフのみなさんは本当に相性がよくて(笑)いつも仲良くしていただき、ありがとうございます。 ミッツさんも、(ORblueNa主催の)クリーン活動にご参加いただき、ありがとうございます。 Allbirdsのスタッフさんと一緒にご飯を食べたり、互いのお店を立ち寄ったりして。 ORblueNa出店当初から、近隣店舗のみなさんとそういう関係性をつくりたいねとスタッフと話していたので、すごくうれしいです。 ももちゃん ここだけが繋がるだけでなく、LUSHさんやパタゴニアさん達を紹介してもらったのもうれしかったです。 あっこ お互いがお互いのお店を、おすすめしたり、そこで働いているスタッフ同士が仲よくなってやりとりできていますよね。 ORblueNaは「ご機嫌」というテーマですが、Allbirdsのみなさんってすごくご機嫌な方が多いなっていう印象なんですよ、明るくて。 だからこそ、お二人のAllbirdsさんとの出会いや、Allbirdsさんが大事にしていること。 ももちゃんやミッツさんが、仕事をされながらじぶんをご機嫌にしていくことや、仕事をしながら大事にしていることをお聞きしたいです。 ミッツさん 光栄です! あっこ ミッツさんはマーケティングでディレクターをしていますが、原宿店にはオープン前からいらっしゃるんですか。 ミッツさん オープン前ですね。オープンしたのは2020年1月だったんですけど、入社したのは2019年の12月。だからほんとにオープンの1ヶ月前でした。 それまでは、違う会社に結構長くいました。 あっこ 同じサステナブルな会社ですか。 ミッツさん NIKE(ナイキ)に13年くらいいて、その後ユニクロに5年くらい。レッドブルへいき、2年くらいビルゲイツ財団にもいました。 そこで政府とかサステナブル、貧困、感染症等に携わるんですけど、そういった分野と、前職のNIKEやユニクロ等のスポーツ、アパレル、広告の分野が上手くくっつき始めたんです。 それで「Allbirdsが日本上陸します」という話をいただいて、これは世界で俺しかできないと思いました。あっこ その惹かれたというか、じぶんの仕事だという決め手はなんだったんですか。 ミッツさん 以前の会社で靴をずっと取り扱っていたのですが、Allbirdsの靴を初めて履いた時にすごく履き心地が良くて。 創業4年でこの靴ができるんだったら、世代を代表する靴がいつかできるだろうと思ったのが決め手のひとつでした。 それと、やっぱり次世代のことを考えていたというのがありました。 ファッションって消費する楽しさってあるし、どうせ買うんだったら、賢い選択をする方がいいなという想いがあって、Allbirdsで働けると良いなと。 あっこ 確かにわたしもスタッフもAllbirdsさんの靴を履いていますが、履き心地が本当に軽いし、通気性もいい。丸洗いしてもきれいな状態でまた履けるし。 それでいてほんとエシカルというか、普通に可愛いじゃないですか。 可愛くて履き心地もよくて、使っていて次世代に繋がるって一番いいですよね。 ミッツさん そうですよね。まだ答えは見つかってないですけど、そういうジャーニーが一緒にできそうだなと。 あとももちゃんもそうだけど、やっぱ仲間がすごくよくて。 若い世代のひとたちが「ご機嫌にしよう」と盛り上げている事がすごく刺激になります。
「いい人材」が「楽しく」働けるお店づくり

あっこ Allbirdsさんに「ひと」が集まってる理由ってなんですかね。 ももちゃんもそうだし、みんな元気でほんとにいいひとが多いなって感じます。 ももちゃん 最初に働いてたメンバーがすごく良くて、そのひとたちの知り合いとして紹介で働くひとが多くて。 私もミッツさんや店長が大好きで、このひとたちと一緒に働きたいなと思ってAllbirdsで働いています。 あっこ そっか~!ひとなんですね。 いろんな企業の素晴らしさがあると思いますが、Allbirdsさんで働いていて、特に感じることはありますか。 ミッツさん いっぱいあるんですけど、マーケティングってどうしても男社会な傾向にあるんです。広報は女性の方が多かったりするんですけど… でも現在、Allbirdsのマーケティングは6〜7割のスタッフが女性なんです。 それをみた時にすごく良いなと思って。 たとえば映像制作で迷ったりすると、時々奥さんに見せるんです。スポ根ぽくて汗臭いと言われます(笑) あっこ 強い(笑) ミッツさん やっぱり女性が多いとそういうところも見てるし、あとなんかハーモニーが生まれてくるんですよね。 男みたいに俺が俺がではなく、みんなチームワークがすごくいいし、女性ならではのテンションもあって、全体としてマーケティングに女性が多いのはすごくいいなと。 あっこ なるほど、いいですね。 女性が意見を出し合ってじぶんがお客さまでも買いたいような見せ方とか、表現とか。 マウントを取るのではなく、一緒につくっている一体感が生まれて、そこにまたいいひとが集まってくるんですね。あっこ ももちゃんは働いて何年目ですか。 ももちゃん 多分2020年の1月からだから、3年目ですかね。 あっこ 数ある企業があるなかで、なぜAllbirdsさんを選んだのですか。 ももちゃん 就活の時期、サステナビリティを本当に真剣に取り組むことができる企業を探したんです。 ただ細部ではやっているけど、ミッション性とかビジョンのところで取り組んでいる会社が非常に少なくて。 そんな時にAllbirdsを知って、ミッション性、コミットメントに、サステナビリティをよくいえばDNAに刻みこまれてるなと感じました。 まずこういうところで働こうと考えました。そしたら働くひともよくて。
ひとを動かすメッセージのコツ

あっこ ももちゃんの人柄からも、仕事を楽しんでいるのが伝わります。 改めてAllbirdsや商品の魅力、ひとの魅力で感じていることを教えてください。 ももちゃん めっちゃあるんですけど、まずAllbirdsって「メッセージの伝え方」がすごい柔らかい。 今まで自然保護問題などを学んできた時、真剣に「地球ヤバイ」みたいなマイナス面で取り組んでいる企業さんがすごく多くて。 そういう伝え方をして、本当にみんなの行動って変わるのかなって考えた時に、「いやーちょっと難しいよね」ってなる気がしました。 ちょっと面白楽しく自然保護問題にメッセージを伝えたい、周りのひともやりたいって思うような企業がいいなと思っていて、まさにAllbirdsがそうだったんです。 ミッツさんの方が詳しいと思うんですけど、マーケティングのメッセージとか、うちのイラストレーションとかもすごい可愛くて、それがすごい好きで。 メッセージも、マイナス面よりカーボンフットプリントってこんな面白いねんでーみたいな。 そういう面白くて優しいメッセージの伝え方にこだわっていて、それが私はすごい好きなんです。 ミッツさん 「optimistic」だよね。 あっこ optimistic? ミッツさん 楽観主義、ポジティブとか。 あっこ 楽しく行こうぜと。 ミッツさん 冷静に考えると地球はヤバいんですけど、でもそんなこと言ったとしても、今みんな身近に感じてないから。 なんか少しでも楽しみながら、じぶんのファッションとかね、ライフスタイルを変えてくれればいいと思う。 それと、女性が多いというのもあるんだけど、俺がつくると汗が滴る感じになっちゃうので。 Allbirdsはそれを変えてくれるというか。 だからこういう店内の浮世絵なんかもね、一緒に作ったんだけど、なるべくみんなの会話が生まれるような仕組みをいろんなところに散りばめている感じはあるんです。あっこ それはやっぱり、意見を出し合いながら、決めていく軸、物差しがあるから「これでいこう」って最終的になるんですか。 ミッツさん なんとなく方向性みたいなのはあるけど、ぼくも他の企業にいた時は、いつも本社のひとがお店に「こうしろ」みたいな、レイアウトはこれで作ってという指示があって。 でも、そうじゃないよなーと思っていたんです。 だから、なるべくじぶんはそうならないようにしたいなと。 あっこ 現場と一体でつくるみたいな。 ミッツさん なるべくももちゃん達がなにかやってみたいことがあったら、意見を聞いてぼくがお金を出すとか、社内を通すとか、本当はそっちの方に力を注いだ方がいいなと思って。 だからこうやって近隣の方々と接点を持って話してくれるのがうれしくて。 時々言ってたもんね、暇な時にまちとか歩いていろんなひとと友達になってきなさいとか。 やっぱりね、どうしても大きい会社だとコンペティター(競合相手)マップだとかつくりたがるんです。でもお店にとっては、隣のスポーツ屋さんとかも別にライバルじゃないし。 でもAllbirdsは、ブランドとしてネイバーのひとたちと仲良くしましょうって意識があって。 あっこ 同じその業界のお店でも競合とみるのと、ご近所さんとみるのでは接し方も違うし、関係性が思いきり変わりますよね。 ももちゃん でもここまで積極的に遊びに来てくださるのは、ORblueNaさんだけ!(笑) すごいうれしくて!仲良くしていただいて。 あっこ こちらこそ本当にありがたいです。 お互いのスタッフが入ったグループLINEでもね、お互いにこう。。。 ももちゃん 買いましたーってね! あっこ そうそう。イベントにね、遊びに行ったりして。 なんかそうやってお互いのいいところを紹介し合いつつ、まずじぶん自身が体感する。 その体験した良さを、またそれぞれのお客さまにとって素敵な情報として提供できる関係性がすごくうれしいです。

かわいく。かっこよく。
だけど、それだけじゃない。
根っこで大切に、真剣に。だからこそ楽しく。
「したくなる」地球にやさしい選択の提案。
サスティナビリティも大切にしたシューズや衣類づくりに取り組むAllbirdsさんの挑戦。
そしてそこで楽しくご機嫌に働くお二人が大切にしている考え方がとっても素敵でした。
Allbirds 原宿店さんの公式HPはこちら▼
https://stores.allbirds.jp/locations/tokyo-harajuku
また、Allbirdsさんのシューズ等の購入もこちらから可能です!素敵なアイテムを、ぜひ見てみてください▼
https://www.allbirds.jp/
Allbirds 原宿店のミッツさん・ももちゃんとの対談後編には、
「じぶんにも周りにも地球にもいいアクション」
「ご機嫌のつくり方 実践編」
「夫婦円満に大切なこと」
「SDGsの17番、パートナーシップ」
をご紹介します。
後半もお楽しみに!