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原宿「パタゴニア サーフ 東京」の魅力と挑戦~アパレルブランドを超えた地球への提案~

表参道・原宿エリアのお店の魅力をご紹介する企画、第一弾!
今回は「patagonia surf Tokyo/outlet(パタゴニア サーフ東京/アウトレット)」様に、パタゴニアの魅力を直接お聞きしました。 パタゴニアというブランド、お店への想い、新たな挑戦、そこで働くスタッフの方の魅力がぎゅっとつまった通信となっています。

2005年に「海に入りたい気持ちを喚起させるような拠点」というコンセプトをもとに渋谷にオープンしたパタゴニア・サーフ東京。2016年に裏原宿エリアに移転し、アウトレットも併設。 
開放的な雰囲気の路面店は、一歩入ると都会の喧騒が消えて、海や自然の中にいるような癒しの空間に包まれます。
 
そこでは、サーフボード、ウェットスーツ、Tシャツをはじめとしたサーフアパレルやスポーツウェアを豊富に展開。
また、パタゴニアの環境問題への取り組みやそのコンセプトを伝える商品も展示されています。 アウトレットコーナーも充実していて、パタゴニアの世界観を体感できるアイテムを、手頃な価格で購入できます。
社員にとっての「パタゴニア」
Q1.ご夫婦二人からスタートしているブランドであること、株式会社ではない事を聞いて驚きました。そんな【patagonia】は、社員・スタッフ側からみてどんな会社ですか。

A.パタゴニアは従業員のことをとても大切に家族のように考えてくれる会社だと感じています。
15年以上前に、創業者であり会社オーナーのイヴォン・シュイナードが来日した時、当時のスタッフと大きな円を作っておこなったミーティングがありました。
「革命に参加してくれてありがとう」というねぎらいの言葉を伝えてくれたことが今も強く心に残っています。
それを直接聞いたスタッフも、そうでないスタッフもパタゴニアという会社のことを誇りに思っています。
「パタゴニア・サーフ東京」が特別な理由
Q2.なぜ表参道・原宿エリアに出店したのでしょうか。【patagonia surf Tokyo】の強みや大事にしていること、他店との違い、今後どんなお店にしていきたいかなどの想いをお聞かせください。

A.以前は今の「パタゴニア渋谷ストア」の三階に、屋根裏のような雰囲気で営業していました。表参道(裏原宿)に移転させた理由は、もっと多くの方、特に若い世代の方々にオーシャンアクティビティやカルチャーの価値を知っていただきたかったからです。
サーフィンはもちろん、多くの、そして自由な海でのアクティビティの楽しさや喜びを共有し合えるショップでありたいと思っています。衣服は頻繁に購入するものではありませんが、食品は一日に3回必要になります。この食品やそれを生み出す農業にこそ現在の環境問題、特にその中で最も重要な気候危機の課題の根本にアプローチできると考え、食品の販売をスタートしました。
コロナ禍で生まれた新しいつながり
Q3.コロナ禍で様々な変化があったかと思いますが、新たに取り組まれるようになったことを教えてください。また原宿エリア、お客様とのつながりなどで感じた変化もお聞きしたいです。

A.コロナ禍ではデジタル化やオンラインでのつながりが加速したと思います。それはパタゴニア・サーフ東京でも同じでした。私たちはインスタグラムのライブを実施し、製品の紹介もしてきましたが、何よりも今のストアの雰囲気やスタッフを、会えない状況でも近くに感じていただきたいと実施しました。
同時に感染対策をしながらの運営が可能になってくると、実店舗の中で人と会う喜びをあらためて大切に感じるようになりました。
表参道エリアはだいぶ店舗が減ってしまいましたが、自分たちにとってより素敵に感じる方々が見え、お会いできるようになってきたと感じています。お客様や近隣の方々との「久しぶり」や「初めまして」の中に、今まで以上の温度を感じます
スタッフが取り組む「今、できること」

Q4.スタッフの皆さんで面白い取り組みされていると伺いました。取り組まれている事や背景となる想いについて教えてください。

A.外部への環境についての発信とともに、私たちの店舗運営も同時に見直していく必要があると認識しています。日々の営業の中でエネルギーも使いますし、ゴミも出ます。できる限り環境に配慮した運営にしていくために、自分たちのオペレーションを採点し、認識し、課題を解決していく事が重要だと考えます。 その一つとして、運営の中で出たゴミを分別したうえで計量しています。減らすためにまず認識することが大切だと考えているからです。また、生ごみのためのコンポストを設置しました。 
「パタゴニア」✖「農業」
Q5.パタゴニア・サーフ東京の近くで畑をお持ちと伺いました。「アパレルブランド」と「畑」のイメージがわかない読者もいると思いますが、畑をスタートされたきっかけを教えてください。

A.環境再生型農業をスタッフが学ぶために、店舗敷地の裏庭をお借りして不耕起の畑をスタートさせました。自然の中で過ごすことの多い私たちは、必然的に環境と向き合うようになりました。それはパタゴニアの創業当時から変わりません。前途したように現在では気候危機が最も重要な課題の一つだと認識しています。
その根本が解決できるならアパレルにこだわることはありません
今後はパタゴニアというブランドと初めて出会う方が、食品のブランドだと認識していただいても嬉しいです。その先には、世界の食品ビジネスのシステムに変化が起きることを期待し、取り組んでいます。
pick up staff
Q6.パタゴニア・サーフ東京の名物スタッフを紹介してください!

A.マイキーと呼ばれています。
パタゴニアでの勤務は10年。現在はパタゴニア・サーフ東京ストアのアシスタントマネージャーです。サーフィンをこよなく愛し、ヴィーガンでもありトレーニングに取り組みながら自身の身体と向き合います。とにかくパワフルで元気があふれるスタッフです。
「アパレル」という枠を超えて、自身が常に変化しながら周りに変化も起こそうとしている姿がとっても印象的でした。
「パタゴニア・サーフ東京」では、海、山、旅の知識が豊富な魅力的なスタッフがたくさんいらっしゃいます。ぜひ「パタゴニア」の世界、海の楽しさを体感しに足を運んでみてください。

patagonia surf Tokyo/outlet
(パタゴニア サーフ東京/アウトレット)
〒150-0001 渋谷区神宮前3-18-24 ジムアベニュー1階
03-3408-1888

店舗公式HP

公式Instagram


今後もORblueNa (オルブルーナ)と仲良しの表参道・原宿のお店や、パートナーシップを組んでいるブランドの素敵な活動やスタッフの方を紹介していきます。
お楽しみに!