
ORblueNa (オルブルーナ)と仲良しの表参道・原宿のお店や、パートナーシップを組んでいるブランドの素敵な活動を紹介していく「OmoHara Project」、第五弾!
今回は「Kitchen AYAKO(キッチン アヤコ)」のオーナー兼シェフあやこさんとORblueNaのオーナーあっことの対談が実現。濃厚な対談をぎゅっと2部にまとめ、今月は「前編」をご紹介します。
40歳を超えてからの新たなチャレンジや出店を諦めそうになった経験、それを乗り越えて叶えた原動力などをお聞きしました。
お店出店の経験もなく、年齢も40歳を超え、旦那さんからの反対もあった。経験・年齢・状況からも「チャレンジしない」いいわけがたくさんあったなかで、叶えたあやこさん。
その挑戦に背中を押され、「したかったこと」を思い出し、なにか今から行動してみたくなる。そんな勇気とエネルギーが湧く通信です。
「Kitchen AYAKO(キッチン アヤコ)」は、ヘルシーデリのテイクアウト専門店です。
‟栄養バランスよく、ヘルシーに”をコンセプトに、表参道・原宿エリアで2021年11月にオープン。
厳選したお野菜、鶏肉、お米をメインとしたその日の気分で自分好みにチョイスできるヘルシーデリが人気。
◎外食でも栄養バランスの整った食事をしたい方
◎ダイエット中でも美味しいご飯を食べたい方
◎高タンパクな食事をしたいアスリートの方
ボディメイクのコンテストで優勝経験もあるあやこさん自身の「あったらいいな」をカタチにしたお店です。
飲食店アルバイトからヘルシーデリ店立ち上げへ

あっこ あやこさんは、ヘルシーデリのテイクアウト専門店をオープンするまでに、どういう経験をされてきたんですか。 あやこさん わたし、OLになるのは無理だと思ったんです。 なにが好きかなって考えて、母の手伝いで料理をしていたので、飲食かなと。だから、アルバイトで飲食からはじめました。 あやこさん 当時、自分の性格があんまり好きじゃなくて。 ひとに流されたりとか、自分の意見とか自己主張できない。しゃべるのも得意じゃない。 そこで「アメリカに留学したらなにか変わるかも」と考えて、留学しました。 あやこさん 英語は話せなかったけれど、短期留学を3回。でも仕事につなげようという気はなかったですね。行ったらそれで満足しちゃって。 帰国後は、イタリアンレストランでアルバイトから社員になりました。 ほんとになにもわからず、切り出ししかさせてもらえないところから、最終的にメインの料理まで任せてもらって。 あやこさん その後、お菓子づくりが好きだったので、デザート専門店でパティシエを7年。 創作っぽい料理を出しているカフェでも3年やり、八百屋のスムージー屋さんへ。 あっこ そのスムージー屋さんが、今のお店の前の仕事ですよね。 あやこさん そうです。そのスムージーがうまくいかなくて。 そのとき、「サラダ屋しませんか」って提案したんです。当時アルバイトでしたが、店構えやメニューを自分で考えたりしました。 あやこさん 新鮮なサラダボールが流行ってたんですよ。それが4年前ぐらいですね。 今のお店もそうなんですけど、会社勤めしている方やお友達も来てくれて盛り上がりました。昼時には並ぶこともありましたね。
40歳からの新たな挑戦

あっこ ボディメイクのコンテストで優勝されたことがあると伺いました。そんなあやこさんが「ボディメイク」に目覚めたのって、なにがきっかけだったんですか。 あやこさん 40歳過ぎてからですね。 あっこ 40歳過ぎてから!? あやこさん はい、当時飲食店で働いていて、レストランと家の往復でした。 元々食いしん坊なので食べることが好きなんですけど、運動はほんと学生のとき以来、全然やっていない感じで。 で!なんか(40歳になって)お肉つくところが変わった気がして。 あっこ わかります~。(笑) あやこさん でもダイエットしにジムへ行こうと思いながらも、ずっと行ってなかったんです。(笑) 1人じゃ絶対やんないって思って、パーソナルジムみたいなところで3ヶ月プランをやりはじめたことがきっかけでした。 あやこさん その後、ジム通いしている職場の上司が筋トレを教えてくれることになって、そしたらドはまり!!!(笑) あっこ 上司の方のサポートがお上手だったんですか。 あやこさん そうなんです。そのひとは、サービス精神旺盛というか。 その上司と一緒にトレーニングすることになり、朝7時から仕事をはじめるまでジムに行って、仕事後も23時までしていました。 あやこさん そんな生活をずっとつづけていたら、大会があることを教えてもらって。 「わたしはじめたばかりだし」っていったら、「なんのためにお前はそんなに頑張っているんだ」といわれ。 あやこさん まぁ出てみてもいいかなと思って、はじめて大会に。 それが、初心者の登竜門みたいな大会でした。そこで、予選も通らなかったんです。 大会おもしろくないな、もういいわって思いました。。。 あやこさん でも、ジムへ行くのは好きだったから、ちゃんとトレーナーをつけてやりはじめたんです。 そしたらはじめて開催される大会があるって聞いて、出場してみたら、人数少ないのもあって優勝しちゃったんです。(笑) あっこ はははは、普通優勝する!?(笑) あやこさん 40歳オーバーのカテゴリーで優勝しちゃって。 そしたら韓国の大会へ行ける権利をもらっちゃったんですよ。その韓国の大会でも入賞できたんです! あやこさん それで大会にハマってしまって翌年も出たときの減量明けに、過食みたいになってしまったんです。
諦めかけた月日を乗り越えた「やっぱりやりたい」

あっこ 過食はストレスですか。 あやこさん その年も大会で優勝しちゃったんです! また韓国の大会に出る権利もらえたんですけど、もうこんな生活つづけられないと精神的につらくなっちゃって。1ヶ月で10㎏くらいドカンと増えてしまいました。 あやこさん 40歳超えて年齢が年齢だし、若くないのでからだに負担かけたことが影響していたのかもしれません。 その時期に流行り病の影響で大会がほとんど開催されなくなって、普通の生活が送れるようになりました。 あやこさん 仕事も、人間関係がうまくいかなくなったからリセットしようと思って辞めて。 でも年齢もあるし、自分が働きたいお店っていうのがないような気がして。 あやこさん 健康を考えて、フィットネスのひとたちにも食べてもらえるようなお店出したいって考えつつ、10ヶ月くらいずっと物件探していました。 途中、もう無理かもって考えていましたね。 あやこさん 旦那さんにも反対されたんですよ、結構。 やっぱりこのエリアって家賃も安くないし、原宿って若いひとが多いから健康志向のデリが売れるのかみたいな。 あやこさん でもゴールドジムが近いのは、絶対わたしの強みになると思って。 一時期ほんとに辞めようかと思ったんですけど、やっぱりやりたいと考え、決断しました。 あっこ なるほど。お話を聞いてると、もともと「こういうのやるぞ」みたいな感じで動いてきたというよりかは、いろいろその都度考えて、動いてきたんですね。 あやこさん そうなんです。 絶対これやりたいって進んできたっていうタイプじゃないんです。流されてきた部分もあった気がします。 最終的に決めているのは、自分なんですけど。

叶えるひとの「いやだ」という原動力
あっこ 女性で普通40歳を超えて旦那さんもいて、会社員じゃなく独立だなって考えて行動できるひとって、そんなにいないと思います。 「いやだ」と感じていてもそのまま働くひとがいるなかで、野心がないとはいえお店をオープンさせて、新天地でやりはじめたのは、なにが1番の原動力だったんですか。 あやこさん 会社勤めをしてきたわけではないし、飲食しかできないっていうのはわかっていましたが、飲食店の求人って結構年齢制限が厳しいんです。 経験を加味してくれるお店もあるんですけど、だいたい30代で切られるところが多い。 あやこさん シェフとかだったら、年齢を加味されるかもしれないけど。 わたしは休みが欲しい、やりたいことをやりたい。「縛られるのやだ」みたいな感じなので。 あやこさん もし飲食店に入れたとしても、確実に若い子達とやらなきゃいけない。わたしにはできないって感じて(独立しました)。 まぁ旦那さんが自分で独立してお店をやってるのも、大きかったかもしれないですね。


なにかを実現するひとが全員、確固たる信念と野望が昔からあるわけではなく。
時に流されたり、時にリセットしながら、いやだをエネルギーに変えて、今日からはじめる。
経験もなければ、状況も整っていない。
それでも、いつからでもはじめていいのだと、あやこさんの笑顔と明るい日々から教えていただきました。
そんなあやこさんが毎日こころを込めてつくる、健康・美容志向の美味しいデリを、ぜひお楽しみください。
Kitchen AYAKO(キッチン アヤコ)
11:00~20:00
不定休(Instagramにて更新)
東京都渋谷区神宮前4-26-28 ファンファンビル 2F
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対談のこちら↓。
【キッチンアヤコ流】こころとからだのご機嫌づくり~人間関係を円満にするコツ~
レストラン経営をされていて忙しい旦那さんとの夫婦円満の秘訣や、からだもこころもご機嫌にするコツ。「キッチンアヤコ」のこれから、ORblueNaとのコラボの展望などなど。
今日がよりご機嫌になる通信となっています。
お楽しみに!
「表参道原宿エリアに健康・美容ダイエット×デリのお店がNEWOPEN~「キッチン アヤコ」の挑戦~」への1件の返信
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